ディフェンダー 新規検証

ランドローバー ディフェンダー(LE72WAB)に新規検証を行いました。

フロント側

【締結ポイント】サブフレーム形状 左右合計6箇所
アンダーカバー・アンダーガード×3・左右前部インナーフェンダーの取り外し
※この他にも牽引フックのブラケットバーや配線コネクター、配線クランプなどがあります
【F-1締結部】M14締結ボルト
※ボディ・サブフレーム間に嵩上げプレートがあります
【F-2締結部】M14締結ボルト
※ボディ・サブフレーム間に嵩上げプレートがあります
【F-3締結部】M14締結ボルト
※ボディ・サブフレーム間に嵩上げプレートがあります

フロント側の検証結果は以下の通りです。
オレンジ表記部分=嵩上げプレート上側に設定
赤表記部分=サブフレーム上側に設定
青表記部分=サブフレーム下側に設定
カラーの合計使用数=18個

リア側

【締結ポイント】サブフレーム形状 左右合計4箇所
アンダーカバー・カバーブラケット・マットガードの取り外し
※この他にR-1部サポートブラケット×3やサポートバーの取り外しがあります
【R-1締結部】ブッシュマウント M14締結ボルト+プレート
※リアの嵩上げプレートは特殊凹凸形状のため上側カラーを設定しません
【R-2締結部】ブッシュマウント M14締結ボルト+プレート
※リアの嵩上げプレートは特殊凹凸形状のため上側カラーを設定しません

リア側の検証結果は以下の通りです。
青表記部分=サブフレーム下側に設定
カラーの合計使用数=4個

適合追加情報

LANDROVER DEFENDER(LE72WAB)

フロント+リアセット 50261-LE7-000 ¥33,000(税込定価)

ユーザーインプレッション

今夏、DEFENDER 110が納車され、5000kmほど走行致しました。

エアサスの効果か乗り心地はとても良いものですが、高速道路のコーナーなどではステアリングが一発で決まらずに微修正を求められることが多々あり、その度にエアサスがふわふわしてしまうことに不満を持っていました。

車の性格が違うので比較するのはナンセンスだとは思いつつ、「以前乗っていたGLE(W166)はSUVなのに一発で決まるステアリングが気持ちが良かった」と思い返す日々でした。

そんな折、リジカラをつければボディが矯正され、若干でもステアリング性能の向上に効果があるかと考え、スプーンの尾花さんに相談して装着を決めました。

作業終了後、作業内容を説明いただいた後に車のシートに座ると…「あっ、違う」。この時点であきらかに違います。

具体的に説明するのは難しいのですが、感覚的には「木組みの椅子に座った感覚」から、「コンクリートのベンチに座った感覚」のように、あきらかに躰に伝わる剛性感が変化していました。

車を動かし始めると、足元が落ち着き、どっしりと安定した印象です。
エアサスの効果か、過度に路面の状況が伝わり過ぎることもなく、乗り心地は全くスポイルされていません。

中央高速を河口湖方面に走らせてみました。
八王子ICまでの直線主体の道路では、直進性が安定してハンドル操作の頻度が明らかに減少しました。車線変更後の揺れ戻しも少なくなりました。

八王子ICを過ぎていよいよ山間部。車の挙動の変化を期待しつつ圏央道と交差するJC手前の右カーブを通過。
エアサスが緩やかに車体をロールさせつつ、ステアリングはスパっと一発で決まり。
どうやら「ハンドル微修正の連続による収まらないふわふわ感」からは開放された模様です。

以降、相模湖付近で連続するカーブ、大月IC先の左カーブ、都留IC手前のRがきつくなっていく右カーブなど、車の挙動を確認しながら運転してみましたが、ハンドルを切った分だけ気持ちよく回頭してくれるので、運転しながら一人ニンマリです。

期待値を超える効果アリ。

それからもう一つ気がついた点が。
ブレーキを掛けた時、特に低速から完全に停止する際には、減速力をボディーがスムースに吸収してくれて、無駄な動きが減少したように感じます。
表現が難しいですが、簡単に言うと「すーっと気持ちよく止まる」。これも車体全体の剛性がアップしたからでしょうか。

車の使い方、乗り方にも依ると思いますが、高速主体で利用されている方であれば、DEFENDER+リジカラはとても相性が良いと感じました。


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