エブリィバン フロント・リアの検証
エブリィバン(DA62V) 2WDモデルにリジカラの検証と取り付けを行いました。
フロント側 締結ポイント 12箇所
F-1締結部です。
F-2締結部です。
F-3はロアーアームブラケットの締結部です。
F-4締結部です。
F-1とF-2の赤表記部分はボディとサブフレームの間にリジカラを挟み、
F-3とF-4はボディとロアーアームブラケットの間に装着します。
フロントのリジカラは合計12個を使用しました。
リア側 締結ポイント 2箇所
固定軸のボルト側、R-1締結部です。
締結ボルトを抜き、外側から2個を取り付けました。
適合追加情報
スズキ エブリィバン(DA62V) 2WDモデル
フロント用
品番:50261-DG6-000 ¥15,120(税込)
リア用
品番:50300-H22-000 ¥6,048(税込)
ユーザーインプレッション
はじめに受け取って、走り出した瞬間に感じたのが、しっとり感です。なんとなくしっとりとした、良い質感になった感じです。
走り出して少しして思ったのは、エンジンの振動、音が減りました。特にアイドリングです。共振が減った感じです。
走り出すとプルプルと不快な振動が、小さく柔らかくなりました。
エンジンや車自体のノイズは減ったのです。が、タイヤからの音は増えました。
今まで色んなところに逃げて、共振していた細かい音は減ったのですが、タイヤからのはダイレクトになって増えた感じです。
しかし音自体は全体に減ってます。
個人的には、前のエンジンノイズや振動が酷かったので、音についてはトータルでは良いです。
ハンドリングは車速が低いからか、あまり変化は無いですが、高速での安定性は増しました。
横風での不安感も少なく、巡航速度域が上がりました。
今までは風が強いと、メーター読み80-90km/hで純正するのが精一杯だったのが、メーター読み90-100km/hと余裕が出ました。
ハンドルの取られ方も、しっとりした感じです。
しかしながら、車線変更の際に轍なのど段差があると前より揺れます。
イメージとしては、前よりスムーズにサスペンションが動いてる感じです。
低速や街乗り程度では、不快どころか好印象です。
ただ、郊外では動きすぎてしまって良くないです。16万kmの車両なのでダンパーの抜けもあるでしょうし、ダンパーを新品にすれば改善されそうな程度です。
サスペンションの動きは、動き出しはスムーズでただ、ダンパーの効きが弱く大きな段差だと一気に動いてしまうので抜けてないダンパーでないと不快感は増えます。
今まで小さな段差でも、音が大きく突き上げ感があったものが、無くなりました。
逆に、大きな段差では音が大きく揺れます。
よく動くサスペンションになった感じです。
そのために、小さな段差はよく動き不快感がなくなり、大きな段差では動きすぎてしまって突き上げ感が増え、収まりが悪くなった感じです。
これも、ダンパーの抜けが関連していると思うので、ダンパーを新しくしたり、新車なら悪くないと思います。
今までよりも東京、名古屋の移動での疲労は減りましたので、効果はかなりあるようです。