初期型エルグランド フロント・リアの検証
今日は、平成12年の最初期型エルグランド(APWE50)にフロント・リアの
リジカラ検証と取り付けです。
元祖エルグラ、50型はファーストクラスの広い室内空間が話題になりました。
フロントの締結ポイントは黄矢印の8箇所です。
運転席側がF-1、助手席側はF-2です。
このF-1・F-2のスタットボルトを締結しているナット4個は、すごく強大なトルクで締まっていました。
エルグラシリーズはこれまでも締結トルクが強い傾向でしたが、この初期型は「型破り」な強烈トルク、
通常は14mmボルトサイズだと12kg位が締め付けトルクです。
この初期型エルグラさん、何と30キロオーバーで組み付けられていました(汗)
あまりにも固くて、19mmのソケットが2つも割れてしまいました、、、トホホ。
F-3締結部です。
ボディとサブフレームの間(赤表記)に8個を使用します。
作業は80分で終了しました。
リアの締結ポイントは黄矢印の8箇所です。
R-1締結部です。
R-2とR-3締結部です。
ボディとブラケットの間(赤表記)に8個を使用します、
作業は60分で終了しました。
50型エルグランド用リジカラはリジカラはフロント・リア共に新規で設定しました。
日産 エルグランド(APE50/APWE50)
フロント用
品番:50261-E50-000 ¥21,000(税込)
リア用
品番:50300-E50-000 ¥21,000(税込)
オーナー様からインプレメールが届きました、コピペで紹介します。
↓
乗ってすぐに、段差をバネ下でしっかり吸収している感じで、
車体と目線の上下動が少なくなったと感じます。帰路の首都高のコーナリングにおいても、従来はハイスピード時にリアがよれる感じで
舵角修正が必要でしたが不要になっています。
またステアリングからのインフォメーションが、当たりは柔らかくなっているのに上手く伝わってきます。全体的に横方向よりは縦方向の動きに違いを感じます。アクセルの動きとダイレクトにボディが
スッと前に出るようツキが良くなった気がします。20年以上昔、愛車(Tバールーフの低剛性)に初めてストラットタワーバーを装着した感覚を
思い出しました。
現状スタッドレスを履いており、違いが分かりにくいのでは?と思いましたが十分体感できます。
夏タイヤでの走行が楽しみです。
インプレありがとうございました。これからもお楽しみください!
by 開発メカ