左と右で違うリジカラのサイズ?!
先日 BMWのリジカラの取り付けレポートをしました。
締結ボルトが「斜めレイアウト」にクルマもまれにあるんだ~、
など特にプロショップからおもわぬ反響がありました。
そこで今回は、「右側と左側が違う車種」についてレポートをしたいと思います。
サンプル車種は日産のオッティ(H92W)フロント側、
つまり三菱EKワゴンですね。
フロント側の締結ポイントはF1とF2の4箇所です、しかし右と左は対称ではありません。
つまり運転席側と助手席側では締結ボルト径が違うのです。
リジカラの左右を比較してみました。
写真は運転席側で、突出し外形は15.0mmです。
写真は助手席側、突出し部の外径は17.5mmです。
それぞれメーカーでステアリングギアBOXのレイアウトなどから
設計要求により差別している車種もあります。
他にも左右で締結穴が違う車種を紹介しますと・・・
↓
トヨタ
クラウン(GRS201/204)フロント側
日産
エルグランド(E51)フロント側
マツダ
デミオ(DE)フロント側
アテンザセダン(GJ)リア側
三菱
EKワゴン(H82W)フロント側
アイ(HA1W)フロント側
ベンツ
Cクラス(W204)フロント側
Eクラス(W212)フロント側
ボルボ
V70(8B/SB)フロント側
などがあります。
ボデーとサブフレームの構造はメーカーごとに生産設計と基本設計が違うんですね。
これからもより多くの皆さんに上質な乗り味を提案できるよう、日々適合車種を
増やし、安心して装着が出来るように検証してまいります。
by 開発メカ