レンジローバー 新規検証

ランドローバー レンジローバーⅣ(LGL5SC)に新規検証を行いました。

フロント側

【締結ポイント】サブフレーム形状 左右合計6箇所
※全アンダーカバー/前側インナーフェンダー/牽引フックブラケットの脱着が必要
【F-1締結部】M14締結ボルト
【F-2締結部】M14締結ボルト
【F-3締結部】M14締結ボルト

フロント側の検証結果は以下の通りです。
赤表記部分=サブフレーム上側に設定
青表記部分=サブフレーム下側に設定
カラーの合計使用数=12個

リア側

【締結ポイント】サブフレーム形状 左右合計4箇所
【R-1締結部】M14締結ボルト
※ブッシュ一体型のマウントごとボディに圧入されているため下側のみ装着
【R-2締結部】M14締結ボルト
※ブッシュ一体型のマウントごとボディに圧入されているため下側のみ装着

リア側の検証結果は以下の通りです。
サブフレーム上側=ボディ側に圧入のため設定なし
サブフレーム下側(青表記部分)=サブフレームとプレートの間に設定
カラーの合計使用数=4個

適合追加情報

ランドローバー レンジローバーⅣ(LGL5SC)

フロント・リアセット 50261-LGL-000 ¥27,500(税込定価)

ユーザーインプレッション

2015年式の現行型前期レンジローバーのオートバイオグラフィーでロングホイールである。
最近、5万キロちょいの中古車を購入。

 試乗せずに大丈夫だろうと思い、いつもの販売店から購入。乗ってみて乗り心地が期待外れもいいところ。ロングホイール、22インチで冬タイヤというのも悪影響を及ぼしているかもしれない。

 直前まで乗っていたレンジローバーのヴォーグは3000CCのV6なのに、速さもあり、標準のホイールベースで20インチのタイヤという有利な点はあるが、望外に燃費がよくかつ乗り心地はずっと良かったので、落差に愕然としていた。

 オートバイオグラフィーはエンジンが5000CCで鼻先が重いことから、雑誌などではV6のヴォーグを推す試乗記は読んだことがあるが、クルマは乗ってみなければ分からないので、豪華仕様のオートバイオグラフィーに買い替えたわけだが(中古車から中古車ですが)、裏目に出た気分。

 具体的には、

①フロントのサスあたりから、カタコトする音が絶えない。これは素人判断でエアサスか、その取り付け方に問題があるのではないかと考えていた。以前乗っていたジャガーのエアサスも走行距離は短いのに、最初からカタコト煩く、販売店に指摘したら、正常ですと簡単にかわされてしまったので、同じことになることは予想がついた。

②全体的にボディがガタピシ言う。首都高のジョイントでボディが不快に震える。首都高のジョイントはそれでもなだらかにする措置がしてあるが、それ以外の地方道路などでジョイントが剥き出しのところを通ると(つまり入力が大きくなると)ガッタンと音をたてて、ボディが、大きくまた長く振動する。

③スタートダッシュすると振動が来るので、自信を持ってアクセルを踏む気にならない(それは悪い事ばかりではないが)。

 総じて今回のオートバイオの乗り心地には到底及第点がつかず、はや、売却かと思っていたわけだが、一縷の望みで、ダメ元でリジカラをやってみようと思った。

 はじめてのリジカラであったが、ビックリするほど乗り心地が改善した❕

 まず環八に出た途端、僅か数メートル乗っただけなのに剛性が上がった気がして、クルマが軽く感じられる様になった。なによりもカタコト音が消えているではないか。最初だけですぐに鳴るのではないかと思い、取付当日に一般道のほかに首都高と中央高速を含めて100キロほど走行したが、全くカタコト音がしなくなった。このカタコト音は一般道で常にするので、不快なことこの上なかったが、これがなくなって、ホントに気持ちが晴れた。結果、常に静かにもなった。

 高速領域では、クルマの剛性が上がった感じのために乗り心地に節度感を感じるようになったし、カーブにも安心して入って行けるようになった。

 アクセルを強く踏んでも不快な振動が出なくなったので、隣に速い軽自動車が来ても、楽についていける(笑)。

 素人のわたしには、今回のクルマの何が悪くて、リジカラが何故にこれほど効いたのかと言う理論的な説明は全く出来ない。しかし乗り心地の変化は良く分かる。22インチはレンジでもさすがに履きこなせないんだと思っていたが、リジカラ取付後であれば、これはこれで十分許容範囲である。なおリジカラ取付後にボディが硬くなって当たりが強くなったというような感じは全くない。

良かった、これで不快な思いを感じずにレンジを愉しめると思うと、同様のお悩みをお持ちの方には、リジカラ取付けを薦めざるを得ない。


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