ムラーノ フロント・リアの検証
今日は日産 ムラーノ(PNZ50)にフロント・リアの
リジカラ検証と取り付けを行いました。
国内外で人気が高い日産のプレミアムSUV
Z50系の初代ムラーノ(海外市場ではMURANO)です。
ムラーノの50型には適合が取れていないので
「リジカラ検証車両募集」からご依頼をいただきました。
フロントの締結ポイントは黄矢印の4箇所です。
F-1締結部です。
F-2締結部です。
F-1、F-2の赤表記部分はボディとサブフレームの間にリジカラを挟み、
青表記部分はサブフレームと締結ボルトの間にリジカラを装着します。
フロントのリジカラは合計8個を使用しました。
リアの締結ポイントは黄矢印の4箇所です
R-1締結部です。
R-2締結部です。
R-1、R-2の赤表記部分はボディとサブフレームの間にリジカラを挟み、
青表記部分はサブフレームと締結ボルトの間にリジカラを装着します。
リアのリジカラは合計8個を使用しました。
50のムラーノは、フロント・リア共にV36スカイラインとリジカラの
共通互換が確認出来ました。
日産 ムラーノ(PNZ50)
フロント用
品番:50261-V36-000 ¥21,600(税込)
リア用
品番:50300-Z33-000 ¥21,600(税込)
オーナー様より装着後の詳細なメールを頂きましたので全文を「コピペ」でご紹介させて頂きます。
夫婦ともに車は好きですが詳しくはありません。リジカラのことは別の車への
カーオーディオを検討している際にお店のオーナーが雑談の中でたまたま教えて
下さり知ることができました。そのオーナーの感覚を信頼していることと、
工業製品としてボディとサブフレームとの接続に遊びがあるという単純明快な
説明内容から、概念説明の内容のお話の途中で購入を決めました。ところが対象車種に含まれておらず、問い合わせてみると既存のいくつかの部品
の組み合わせで対応車種を増やしているとのこと、すぐに予定して頂き、
装着となりました。お店は車に詳しくない夫婦でも訪れやすく、車がディスプレイされており、
子供も楽しめそうな印象を持ちました。ご対応頂いた方々皆様感じのよい方ばかりで
また分かりやすいご対応を頂きました。この場を持ちましまして御礼申し上げます。後悔していることがありまして、当日タイプワンの近所のお蕎麦屋さんへ行きたかった
ため、車を預けてすぐにタイプワンの外に出てしまいました。
ところがそのお蕎麦屋さん、時間より早く中休みに。時間制約のない少し離れた別の
お蕎麦屋さんへ。装着しているところを見学する機会はなかなかありませんので、
後悔、というところです。
(装着によってサブフレーム(フロント)の接続のズレがセンタリングされたと
伺いました。)さて感想ですが、まず装着して頂いた車は新車から9年目、65000km超えたところで、
足回りはノーマル、ショックアブソーバーはヘタっており、ホイールアライメントは
4月に冬タイヤで行い、その後夏タイヤに交換しています。
そしてショックは交換を予定しているところです。このような状態のよろしくない車で
装着後に700km程度(一般道100km程度、高速600km程度)を走行しての感想に
なります(長距離移動に優れ、乗り心地重視、フラット旋回な車が好みです)。先ずはタイプワンの敷地から公道に出る際の段差と進行方向への旋回の際に違いを
感じました。良い意味でも悪い意味でもモッサリした持ち味の車(4WD)なのですが、
旋回能力が向上し機敏になりました。
また段差などを乗り越える(乗り降りる)際には、従来では複数の振動が届くように
感じていたのですが、装着後では一つの塊からの振動のように感じられるように
なりました。気持ちの良い変化です。走りだしが機敏になりました。またブレーキも機敏になりました。従来と比べ実際の
効果が気持ち速くなる感じです。試せていないのですが坂道発進で走りだしやすく
なるのではないかと考えています(ヒルスタートアシストの設定のない車種です)。ノーマル車高ですが、重心が下がったかのような安定した走りになります。旋回能力が
機敏になったためかもしれません。
直進安定性が大きく変わったと感じることはありませんでした(もともと安定している
車種です)。
高速道路などの段差については期待したほどの軽減作用はありませんでした。複数カ所
からの振動が一つの塊からの振動へ変化することは、小さな衝撃では良い面ばかりを
感じますが、大きな衝撃では硬さを感じることにも繋がるようです。
ただ、走りだす、曲がる、止まる、といった、車の基本性能が向上するので、至る所で
恩恵があるように感じています。
衝突という点では遊びがなくなることにより車への影響が気になるところですが、
衝突回避という点では安全性能が向上したのではないかと考えています。道路のトレースが従来よりも、より確かになりました。振動制御も加わり安心感が向上
したように思います。全体としては基本性能が向上し一段上質になったように思います。ただ気持ち硬めに
変化したように感じています。これはヘタっているショックを交換してどうなるのか
確認したいところです。
いつもの感覚を頼りに運転した場合に高速道路では従来よりも20km/h程度は速度を
上げて走ってしまうことが何度もありました。
特に妻のほうがそれが顕著で、装着される際には従来と違う能力の車になるということ
を意識しなおしたほうがよいかもしれません。
(小まめにメーターを確認するようにしました)ステアリングセンターがズレたようです。遅くてもショック交換時のアライメント調整
の際には対応して頂こうと思っています。
一通り交換や調整が終わった後の乗り心地を早く確認したいところです。冒頭の別の車は車高が2150mm以上あり(タイプワンの車高制限)、タイプワンのピット
では装着できません。雑談の中でリジカラフェアというものをご紹介頂きました。
フェアではスーパーオートバックスのピットを使用するため車高の制限も緩和される
そうです。
同じご担当者が検証に関わっていらっしゃるとのこと。これで車高制限の対応車種外の
車でも安心です。
ご依頼ありがとうございました!