アルファロメオ 159 4WD(93932) 新規検証

アルファロメオ 159 4WD(93932) の新規検証を行いました。

フロント側

【締結ポイント】サブフレーム形状 左右合計10箇所
アンダーカバーを取り外します
【F-1締結部】ボディ側フローティングナット M14締結ボルト
【F-2締結部】ボディ側フローティングナット M14締結ボルト

フロント側の検証結果は以下の通りです。
赤表記部分=サブフレーム上側に設定
カラーの合計使用数=10個

リア側

【締結ポイント】サブフレーム形状 左右合計4箇所
アンダーカバーを取り外します
【R-1締結部】ボディ側フローティングナット M12締結ボルト
【R-2締結部】ボディ側フローティングナット M12締結ボルト

リア側の検証結果は以下の通りです。
赤表記部分=サブフレーム上側に設定
青表記部分=サブフレーム下側に設定
カラーの合計使用数=8個

適合製品

ALFA ROMEO 159 4WD(93932)

フロント側 50261-159-000 ¥25,300(税込定価)

リア側 50300-159-001 ¥25,300(税込定価)

ユーザーインプレッション

私は長年リジカラのファンであり、歴代の車に装着してきた為に改めて言うまでもありませんが、この車もまた常の如し、否応なしに「別物の車」に変貌を遂げました。

大抵、こう言ったインプレッションに対して「疑いの目で入る方々が少なからずいらっしゃる」事は、自身も重々承知の上です。

何事もそうですが「百聞は一見に如かず」であり、「身銭を切った者のみ知り得る」という”現実”を踏まえて読んで頂ければ幸いです。

前後トルク配分可変式AWDという特性から「ハンドルが重く切角が少なくて初期操舵に非常に敏感で神経質」というのが最も強く感じるネガティブポイントでした。

これは日常での車庫入れ、交差点右左折、大型国道や首都高や湾岸線の大きな轍、これにプラスされるハイグリップタイヤの影響で、キックバックや切返しや修正舵も非常に重いのです。

長時間の街中の運転であったり、産業道路の様な舗装の悪い道を走るには、やや疲労感が生まれる物なのです。

ところが、リジカラを挿入後に敢えて下道での帰路を選択してみましたところ、ステアリングの舵の入りは、まるで50〜60扁平のタイヤでボリューミーなタイヤ空気内圧の物に変えたかの様な軽さが出ただけではなく、直進の修正舵が”5割程減る”様な感覚、とてもソフティーに包まれている感覚となり、「やっぱり全然違うな・・・。」と、ブツブツと呟きながらの帰り道のドライブとなった訳です。

マンホールや鉄の継ぎ目が斜めに連続する様な、非常に悪い路面では特に装着前と装着後の変化は如実に分かり、以前は「ブルブルッ!」と都営市営バスの真ん中に座っているかの様な、

「フレームの僅かな振れ」の様なものを感じておりましたが、これが大いに解消され、地面からの余計な入力がサスペンション自体に正確に吸収されることと相まって、ステアリングの修正舵角やソーイングに良い影響を及ぼしているものとして見ることができるのです。

自動車愛好家の方々の中には、リジカラというパーツ単体のみを見て、このオーリングが大きくなっただけの、ただの輪っかの様な物に「何萬円も注ぎ込むなんて・・・」と感じられる方も少なくはないと思います。

変化に疎い、敏感に感じる事はできないんだと自信の無い方であっても、”ドライビングプレジャーの更なる高みを目指す”という目線をお持ちの方々には、先ずは「騙されたと思って装着してみて欲しい」というのが私の見解です。

少なからず、「言葉にするのは難しいが何となく変わった」という事ぐらいは感じられる物であると思います。


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