XC90 D5 新規検証

ボルボ XC90 D5(LD4204TXL)の新規検証を行いました。
フロント側




フロント側の検証結果は以下の通りです。
赤表記部分=サブフレーム上側に設定
青表記部分=サブフレーム下側に設定
カラーの合計使用数=12個
リア側




※ダンパー下側取付ボルトの脱着が必要
リア側の検証結果は以下の通りです。
赤表記部分=サブフレーム上側に設定
青表記部分=サブフレーム下側に設定
カラーの合計使用数=8個
適合製品
VOLVO XC90 D5(LD4204TXL)
フロント側 50261-PB4-000 ¥24,200(税込定価)
リア側 50300-PB4-000 ¥24,200(税込定価)
ユーザーインプレッション
帰りの高速含め、いつも通る道を走行して前後の比較をしてみました。
結論、サスが初動からよく動くようになり、車体の横揺れが抑制されて乗り心地が大きく向上しました!
ネガな点は一切ありませんでした。
これは車を変えるたびにまずやっておきたいなというのが率直な感想です。
xc90は既にCPMロアレインフォースメント、エアストのタワーバー、ショックアブソーバーはネオチューンまで行っている状態でしたが、街乗り時の小さいギャップでのコツコツ感や小刻みな横揺れ、高速道路などの繋ぎ目通過時の浮き上がりなどの改善には至っておらず、基本的な乗り味にはそこそこ満足していましたが、ボルボのフラッグシップという点では今ひとつ物足りないと思っていました。
サスの動きについては現地でもお話しさせて頂きましたが、トランクルームに体重をかけて押し下げても動かなかったのが、帰ってから同じ事をやってみるとちゃんと沈み込んだので、やはり初動から動きやすく変化したのだなと実感しています。その他含め、感じた事をまとめると以下の通りです。
ロードノイズ: 体感上は変わらず
エンジン振動: こちらも体感上変わらず(少し振動が小刻みになったかなというレベル)
発進時の挙動: 変わらず
ブレーキ時の挙動: 強めのブレーキ時、車体がフラットなままリニアに制動がかかるようになった(変更前は車体が慣性で前に持って行かれる感覚)
片側ギャップ通過時の挙動: 車体の横揺れがなくなりスッキリした
一般道の小さな段差や路面の繋ぎ目: コツコツ感がなくなった
高速道路の繋ぎ目: 車体が跳ねなくなった
ステアリング: もともと軽かったのが少しどっしりしたのと細かい修正舵を当てる必要がなくなり楽になった。パイロットアシストの挙動も同じように小刻みな動きがなくなってます。