マーチボレロA30 新規検証
日産 マーチボレロ A30(K13改)に新規検証を行いました。
フロント側
フロント側の検証結果は以下の通りです。
赤表記部分=サブフレーム上側に設定
青表記部分=サブフレーム下側に設定
カラーの合計使用数=8個
リア側
リア側の検証結果は以下の通りです。
青表記部分=締結ボルト側(車両外側)に設定
カラーの合計使用数=2個
適合追加情報
NISSAN MARCH BOLERO A30(K13改)
フロント用 50261-E12-000 ¥22,000(税込定価)
リア用 50300-K13-000 ¥6,160(税込定価)
ユーザーインプレッション
【帰り道】
まず第一印象でガッシリ・どっしりした感覚があります。
「ゴリゴリゴリ・・・」という路面の振動(?)が以前より伝わってくるのですが、足回りを固めたスポーツカーといった感じではなく、「ガッシリ」なのです。
アクセルONOFF時の挙動の変化がずいぶんマイルドになりました。
併せて、シフト・クラッチ操作もやりやすくなっています。
エンジンマウントを換えたわけでもないのに、不思議です。
お話いただいた「直進安定性の向上」だと思うのですが、加速しやすく、エンジンブレーキが効きづらくなりました。
エンジンの回転を上げていった時の振動も減りました。
内張りからのビビリ音もなくなりましたが、他の道では出るかもしれないので、色々な道(路面)で試してみます。
ステアリングを操作した時に、車体がきれいについてきてくれるようになりました。「リジカラを入れたことでアライメントが狂ったはずなので、後日調整してください。」というお話でしたが、今の時点でも細かい修正がいらなくなっています。
実際の道だとこんな感想になりました。
お店を出発→用賀ICから首都高→大橋JCTから湾岸線→横浜方面へ
というルートでした。
大橋JCTの螺旋の下り坂はRがきつく、施工前は左右に揺すられる感覚がありましたが、それがなくなりました。
そもそも、施工前の「単調なカーブで揺すられる」というのも理屈が分かりませんが、きれいに回れるようになっていました。
湾岸線の空港辺りの路面はうねりがけっこうあるのですが、これもほとんどのうねりが感じられなくなりました。サスペンションがよく動いてくれるようになったのだと思います。
また、私の車はダンパーオイルを柔らかめにしてしまっており、高速道路全体を通してうねりや段差で始まった前後の揺れがなかなか収まらない傾向があったのですが、それも落ち着きました。東名で120km/h出すとまた変わるかもしれません。
高速道路をおりて地元の峠道にある、スピードを落とさせるための減速帯もうまくいなしてくれるようになりました。
また、同じく地元で、下り坂を降り切って最後に雨水溝(段差)がある場所があり、けっこう減速しないとすごい突き上げがくる場所があるのですが、こちらもちょっと速めに進入してみてもかなり衝撃を吸収してくれました。
【慣らし後】
慣らし後の変化というよりは、地元の下道を走っての感想になってしまいます。同じルートを走りに行く時間がありませんでした。すみません・・・
とにかく、全てのことが「滑らか」です。加速、減速、シフト、クラッチ、ハンドル。マンホールや道路の穴も揺れなくなりました。
踏切の横揺れは変わっていませんでした。左右にユッサユッサと揺れます。
地元の海沿いの道がカーブの連続なのですが、こちらもステアリング操作通りに動いてくれるので、細かい修正をせずに滑らかに曲がっていってくれます。