クーガ フロント・リアの検証

今日はフォード クーガ(WF0HYDP)にリジカラの検証と取り付けを行いました。

オーナー様は初のリジカラ、装着後の「インプレメール」が楽しみです。

 

フロントの締結ポイントは黄矢印の4箇所です。

 

F-1締結部です。

 

F-2締結部です。

F-1とF-2の赤表記部分はボディとサブフレームの間にリジカラを挟み、
青表記部分はサブフレームとボルトの間に装着します。
フロントのリジカラは合計8個を使用しました。

 

リアの締結ポイントは黄矢印の4箇所です。

 

R-1締結部です。

 

R-2締結部です。

R-1とR-2の赤表記部分はボディとサブフレームの間にリジカラを挟み、
青表記部分はサブフレームとボルトの間に装着します。
リアのリジカラは合計8個を使用しました。

 

初期型のWF0HYDP型クーガは、2代目のWF0JTM型とリジカラの互換性がありました。

 

FORD KUGA(WF0HYDP)

フロント用
品番:50261-HYD-000 ¥21,600(税込)

リア用
品番:50300-JTM-000 ¥21,600(税込)

 

オーナー様よりインプレをいただきましたので、コピペで紹介します。

一般道を70km程走行して感じたインプレッションをご連絡いたします。

1.リアサスペンションの挙動の向上
まず初めに一番変化を感じたのは、リアサスペンションの動きが良くなったことです。
これまで波打った路面を低速に走行した際に車体が左右に動くことが気になっていました。
クーガのリアサスペンションはマルチリンクですが、トーションビームのような左右方向への揺れがありました。
しかし、リジカラを装着後、この揺れが全く無くなりました。

2.ステアリングフィールの向上
フロントタイヤの接地面積が上がったのか、欧州フォードらしい重厚さが増しました。
ステアリング周りの剛性が高まったように感じます。
アイドリングおよびエンジン回転数を上げた際のステアリングに伝わる振動も低減しました。

3.直進安定性の向上
走り出してすぐに直進安定性が向上したことを感じました。
一般道を法定速度以下で走った際にもステアリング修正が明らかに減りました。
また、加速した際に気持ちよく前に進む感じが増しました。
アライメント調整前にも関わらず、正直驚きました。

4.加減速、走行中の姿勢変化の減少
加減速、及び走行中の前後姿勢変化が明らかに減りました。
ブレーキングの際にも4輪が均等に制動力を発揮して姿勢変化が少なくなりました。
コーナリングにおいても姿勢変化が少なくなり、路面追従性、グリップも上がったと感じました。

5.突き上げ、ロードノイズの変化
道路の継ぎ目を超える際の突き上げが減りました。
路面の変化に対して足まわりがよく動くようになったと感じます。
一方で大きな継ぎ目、段差を超えた際の入力はダイレクトに感じるようになりました。
荒れた路面を走った際のロードノイズは装着前よりも大きくなったように感じました。

フロントサブフレームとボディの間には樹脂製のブッシュがありますが、リジカラ装着によりボディとサブフレームの一体感が増した為、高周波の振動の入力がダイレクトにボディに伝わるようになったように感じました。

6.総合評価
今回リジカラを装着して良かったと思います。
元々足まわりには定評がある欧州フォード車ですが、ステアリングフィール、乗り心地がさらに良くなったことを実感しました。

荒れた路面でのロードノイズと、路面からの強い入力が若干車内に伝わり易くなったと感じましたが、それを差し引いても四輪とも足まわりの動きが良くなり車体の姿勢変化も少なくなり、長距離走行の際の疲労も低減されると思います。

 

ご依頼ありがとうございました。

 

 

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