リジカラの開発秘話
日頃よりリジカラをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
既に多くの皆さまにお楽しみいただいている「リジカラ」
今日は少しだけ開発当時のお話を紹介したいと思います。
スタートは当HPでもお伝えしている通り、2006年の北米25時間耐久レースでした。
量産車のサブフレームとボディを一体化させたい、強く締結させたい、耐久性もほしい、
こんな様々な要求の中で素材のテストを繰り返した結果、アルミ調質材が耐力や伸び率で
優れた特性が得られたのです。
材質選びと並行して、実車での計測値を基に形状の考察を行っていきます。
開発初期より設計思想の基は、サブフレームとボディが締まる時にカラーの
テーパー部が「狭窄」してボルトホールが狭まり、締結ボルトを含めた
3つのパートが締結され「強靭」なモノコックが形成されたのです。
開発初段よりカラーを装着し走行、特にサーキットで耐久テストを行いカラーの形状、テーパー角度、
ベースの板圧、面粗などの研究、まさに全てが手探りの中でのトライでした。
1/100ミリ単位で機械加工された試作のカラーを、実際に装着テストです。
更なる考察を重ねていきながら、皆さまにより上質な乗り味をご提供できるよう、
努力を重ねています。
今後のリジカラにご期待ください。