トヨタ マークII リアの検証
本日のお客様は、5月に関西よりお見え頂いたマークⅡ(GX90)のお客様です。
その節はフロントのみのご装着でこんな印象インプレでした。
「フロント側の取付でこんなに直進性が良くなるとは思いませんでした。リアも入れてみたくなって!!」
と、再び遠路遥々とお越し頂きました。
リアの取り付けは4箇所です。
リアサブフレームの前側は定番のブッシュマウントです。
R-1は、ボディとサブフレームの間(赤表記)に2個を使用、
サブフレームの下側(青表記)に2個を使用します、
後側はボルトがスラスト方向に突き出したマウント方式で、左右各4本のボルトでブラケットが固定されていました。
R-2、ボディとブラケットの間(赤表記)に8個を使用します、
リアのリジカラは12個を使用、作業は50分で終了しました。
一般的にはデフ・マウントでよく使われる方式ですが、前側で上下方向、そして後側で前後方向の抑制を考慮した、
中々に凝った造りです。恐らくJTCC(全日本ツーリングカー選手権)で培ったノウハウが息づいているんでろうなぁと、
つくずく感心させられました。
このプラットフォームは151系のクラウンでも採用されていますね。
トヨタ マークⅡ・クレスタ・チェイサー(GX90/JZX90/JZX100)
リア用
品番:50300-X90-000 ¥21,000(税込)
試走してみると、リアの追従性の向上+前後バランスの均衡感が顕著に。
きっとお客様も帰路の高速でご満足頂けると思います。
2度に渡る遠方からのご来店、本当に有難うございました。
by YAMA/開発メカ