ムーブ フロント・リアの検証

MOVE-L600S_NO.1

今日は平成6年モデルのダイハツ ムーブ(L600S)に
フロント・リアのリジカラ検証と取り付けです。

フロントの締結ポイントは黄矢印の4箇所です。

MOVE-L600S_NO.2

F-1締結部です。

MOVE-L600S_NO.3

F-2締結部です。

MOVE-L600S_NO.4

ボディとサブフレームの間(赤表記)に4個を使用、
サブフレームの下側(青表記)に4個を使用します。

フロントのリジカラは8個を使用し、作業は50分で終了しました。

ダイハツ ムーブ(L600S)

フロント用

品番:50261-NAK-000 ¥14,700(税込)

リアはボディに直接ロアーアームが入力されているモノコック構造でした。

写真の赤丸印はアライメント調整のための偏心ボルト・ナットです、
リジカラは黄丸印のボルト・ナット部に装着してみます。

MOVE-L600S_NO.6

ナット側です。

MOVE-L600S_NO.7

ちょっと変わったボルト側にも装着です。

MOVE-L600S_NO.8

ご依頼いただきありがとうございました。

by 開発メカ

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4 thoughts on “ムーブ フロント・リアの検証

  1. 古徳 より:

    このタイプのフロントメンバーは純正ブッシュを外してリジカラに入れ替える感じなのでしょうか?

    1. リジカラ 開発メカ より:

      古徳様
      お問い合わせいただき誠に有難うございます。
      この車両は純正ブッシュがサブフレームを挟み込むタイプとなっておりますが、ブッシュは残しながらブッシュの端を一部加工して取り付ける仕様としております。
      写真では判り難いですがブッシュだけでの抑え込みではなく、内部の金属製スリーブがボルトをガイドしており、このスリーブに対してブッシュが挟み込んであるという構造です。
      ボディとサブフレームを強く締結させるためスリーブとサブフレームをリジカラで固定させるという特殊な方法で取り付けを行うため、純正ブッシュのサブフレーム噛み込み部分を切断して取り付けるという方法です。
      補足ですが純正ブッシュは過度な負荷が掛かり続けているため、リジカラの施工と同時に出来れば新品のブッシュをご準備いただいた上での取り付けが得策だと思います。

  2. 佐々木 より:

    これらの車両は純正ブッシュのよじれ幅を利用してキャンバー調整(左右合わせ)をするものと理解しているのですが、リジカラを付けた場合はキャンバーの左右合わせはできなくなるのでしょうか?

    1. リジカラ 開発メカ より:

      佐々木様
      回答が遅れ大変申し訳ございません。早速ですが回答を致します。
      ■フロント側(サブフレーム形状)
      どの車両も同じですがリジカラを装着することで矯正範囲は狭まることになり、元々調整が出来る部分以外のアライメント調整は事実上出来なくなります。
      またこの車両の非装着時に限りますと、静止時に調整数値を出したとしても、動態時は即座にブッシュが捩れてタイヤ位置が変わってしまい、元の調整値が維持出来ない構造となっているため、リジカラ装着によりアライメント調整の正確性を上げることは出来ます。
      ■リア側(セミトレ形状)
      今回テスト装着は行いましたが、4軸のため狙った効果が引き出せなかったこと、リア側のアライメント調整が出来なくなる事、などの理由からリア側の設定は行いませんでした。
      セミトレ形状を採用するその他の車両や、4軸(または6軸)ホーシング形状も同様の理由となっています。

      以上簡単ではございますが回答を申し上げました。ご参考ください。

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